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高血圧患者を増やせば薬が売れる

福生ベースサイド整体院がお送りする健康知識向上ブログ

このブログは体の知識を手に入れて自ら健康になりたい人のためのブログです。

このブログでは「血圧のおはなし」シリーズとして血圧の解説をしています。

このブログは減薬や断薬を指示・指導するものではありません。
お読みになられた上でご自身の判断のもと医師にご相談ください。

血圧ブログ第3弾は薬を売るために高血圧患者が作り出されていることについて解説します。

目次

降圧剤の効果

降圧剤はその名のとおり、血圧を下げる効果しかありません。

間違っても病気が良くなるなんて勘違いをしないようにしてください。

WHO(世界保健機関)のガイドラインには高血圧と薬の関係について以下のように明記されています。

血圧が高いだけの状態(ステージ1)では全く不要、それどころか使ってはいけない。

血管や心臓の肥大状態(ステージ2)でも一時的な使用で、その症状が治ればすぐにやめるべきである。

使い続けてよいのは心臓や呼吸の機能低下(ステージ3)である。

血圧が高いから降圧剤を使いましょうなどという短絡的な考え方ではなく、まず高血圧の原因を特定し、治療をするべきということで、高血圧が生活に支障をきたすのであれば一時的に降圧剤を用いるという考え方です。

原因を特定せずに血圧が高いから降圧剤を使いましょうというのは、雨漏りしているけど原因箇所は探さずに下でバケツをひたすら入れ替えているのと変わりません。

しかもそのバケツはいっぱいになったらより大きいバケツに変えている状態です。

降圧剤はやめると禁断症状(抑えられていた血圧が一気に上がる)が出ることもります。

やめると少し血圧が高くなるかもしれませんが、本当に高血圧でないのであれば数ヶ月で正常な血圧に戻るとされています。

服用をやめていく過程で上の血圧が185を超えてしまう時は服用量を戻す必要があります。

降圧剤の開発経緯

降圧剤を古い順に並べてみます。

  • 末梢性交感神経抑制薬
    1954年 レセルピン 
  • 血管拡張薬
    1954年 アプレゾリン 
  • サイアザイド系利尿薬
    1958年 ダイクロトライド 
  • 交感神経末端遮断薬
    1960年 イスメリン 
  • 中枢性交感神経抑制薬
    1962年 アルドメット 
  • K保持性利尿薬
    1963年 アルダクトンA
  • ループ系利尿薬
    1965年 ラシックス
  • β遮断薬
    1966年 インデラル
  • Ca拮抗薬
    1974年 ヘルベッサー
  • α遮断薬
    1981年 ミニプレス
  • ACE遮断薬
    1982年 カプトリル
  • ARB
    1998年 ニューロタン

利尿薬は血液から水分を抜き取って腎臓から尿として排出させます。

β遮断薬は交感神経の働きを抑え、ACE阻害薬とARBは腎臓で排出した水分の再吸収を抑えます。

 

1954年〜1966年頃には交感神経を抑えてリラックスさせることで血管を広げたり、血液中の水分を外に出す効果のある薬が開発されていました。

これらは維持的な緊張状態の緩和効果しかなくあくまで対症療法(症状を和らげる、あるいは消すための治療、治すわけではない)として使用されていました。

 

1974年にCa(カルシウム)拮抗薬が登場し、これはこれはCaの働きを抑え血管を広げるものでした。

 

多種多様な降圧剤の登場により製薬会社の売上競争も激化します。

新薬の開発 → とにかく売りまくる  という流れが盛んになります。

こうした流れは欧米では2003年まで続いていました。(日本を含まない意味わかりますね?)

例えばコレステロールを下げる薬では、開発当初の本来の用途は500人に1人しかいない遺伝病の人たちのための薬でした。

しかしそれでは製薬会社は儲けが少ないため、高脂血症という病気を作り、そこに対して売り込むようになっていきました。

最初は特定の病気の人たち向けに作っていたのに、商業的にうまみがないとなると、違う用途をでっち上げるということが繰り返されてきました。(コロナももしかすると…)

しかし、薬でコレステロールを下げても病気の予防にはならないことが2004年に臨床試験で発覚しました。

糖尿病、大動脈狭窄症、心不全、血液透析、脳卒中、心筋梗塞、家族性コレステロール血症など本来必要とされてきた患者全てで効果なしという結果になりました。

これらの病気でコレステロール値を下げても治療効果も予防効果もないということです。
コレステロール値が高いと病気になるというのは誰かが作り出した嘘とも言えますね。

このブログでも説明したように高コレステロール=病気ではないんです。

きっと高コレステロール=病気という世間認識の方が得をする誰かがいるんだと思います。

同時に色んな降圧剤が出される理由

加齢によって血圧が上がることは正常なことで、体にとって必要なことです。

つまり降圧剤を飲んでも体は血圧を上げたがるので効かない可能性がありあす。(体が正常だから)

厳しい血圧基準、いや製薬会社や一部の医師にとって都合のいい血圧基準によって薬を飲まなくいい健康な人が高血圧患者としてでっち上げられてしまっています。

また、原因となる病気があるのにも関わらず、その治療をせずに降圧剤を飲んでも原因を治してることにはならないので、薬が効かず血圧が下がらない可能性があります。

 

これは薬剤耐性菌と言って菌が耐性をもち薬が効かなくなるのとは全くの別物です。

体にとって血圧を上げる必要(脳に酸素を送るなど命に関わる理由)があるから降圧剤を飲んでも血圧が下がらないんです。

日本高血圧学会ではこのように降圧剤を飲んでも効かない状態のことを治療抵抗性と呼んでいるそうですが、体には血圧を上げなければいけない理由(脳に酸素を送るなど命に関わる理由)がるのに、無理やり降圧剤で下げようとしても効果など出るはずがないのです。

降圧剤を飲む → 体は必要的に血圧を上げる → 薬の量が増える → 体は必要的に血圧を上げる → 薬の量が増える…

永遠にイタチごっことなり、最後は薬の種類も増えていきます。(最大で4種類同時服用)

こんな服薬指導があっていいのでしょうか?

日本での降圧剤ビジネス

日本では高血圧治療の薬剤費は、血圧を下げる薬と血管を広げる薬を合わせて、2012年度では年間8762億円の売上で、医薬品全体で見ると9%を占めます。

その後、特許切れによるジェネリック薬品の登場で2021年の売上は4276億円に減り、医薬品全体の3.5%となっています。

すると商業的うまみを求めて製薬会社は他の薬に手を伸ばします。

新型コロナのワクチンと抗ウイルス薬、抗がん剤などへの鞍替えが起こり、いまや売上の中心を占めています。

TVなどメディアでこれらの薬の効果やワクチンの推奨が宣伝されているのはそういうことです。

メディアにも資金提供が行われている可能性はゼロではないと思います。

 

日本の医療費では、高血圧治療の診療報酬と患者数は減少していません。

相変わらず内科医の大きな収入源のひとつとして鎮座しています。

 

ちなみに過去には武田薬品が資料の捏造で謝罪会見をしています。

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この記事を書いた人

福生ベースサイド整体院院長
柔道整復師、国際マッケンジー協会認定セラピスト、フォームソティックス取扱認定資格、ライフキネティック公認トレーナー、UIJ JCO CST1・2修了
愛猫家

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